アメリカを代表する劇作家であるテネシー・ウィリアムズの短編『あるマドンナの肖像』。過去現在含めあまり上演されていないこの短編を、演出家の結城ゆうきが『あるマドンナの肖像』をクラシック的に、『あるダンディズムの肖像』はモダン的かつ脚色を加え、合計二本上演します。
テネシーの代表作『欲望という名の電車』は、この作品の初期プロットと言われており、様々なエッセンスが散りばめられた奥深い作品となっています。
古典演劇が織りなす人間の深い情緒性、そして時代や常識から受ける理不尽を今一度再現したいと考えております。
公演後には作品の解釈、テネシーについての解説も入れ、古典演劇の魅力を皆様にお届けします。